不動産マメ知識

2.自立型コンセプト・介護型コンセプト

不動産情報 2011年3月27日

 ここファンシリーズでは、ある程度自立した生活ができる入居者を中心に
受け入れる「自立型」と介護が必要な入居者を受け入れる「介護型」、そして
双方を併設した「混合型」に大別しています。
 自立型の場合には、外出や買物などの利便性を考慮し、鉄道等の公共機関に
近い立地であること、自炊する入居者も少ないため、商店街やスーパーマーケットが
至近であることも重要である。居室の快適性・居住性を考えると、居室面積は一人用で
最低30平米以上(居室内に浴室・キッチン等完備)を確保したい。二人用(夫婦用)
居室の場合は寝室を別にした1LDKタイプで50平米以上とする。ご夫婦とも自立の
方だけでなく、ご夫婦どちらかが要介護高齢者という方の入居も多い。
 一方、介護型の場合、自立型と比較し郊外地での展開も可能です(ただし、入居者の
家族が来所しやすく、職員の通勤の至便性は重要)。居室は、食堂・浴室を共用部に
設置し、居室部分は登録基準の下限である18平米以上で設定し、入居者導線や運営
オペレーションの効率を考え、原則3階以下の低層住宅にしています。